中村ゆり「チャンスに絶対応えたいとムキになってきた20年」女優業への思いと40歳の境地

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匿名さん



中村ゆり「チャンスに絶対応えたいとムキになってきた20年」女優業への思いと40歳の境地 (1)

数々のドラマや映画に引っ張りだこ、現在放送中のTBS系金曜ドラマ『クロサギ』での早瀬かの子役も注目を集めている女優の中村ゆり。映画『窓辺にて』(11月4日公開)では、稲垣吾郎演じる主人公の妻役を演じた。本作参加がどのような経験になったのか、また、女優業への思いや、年齢や経験を重ねて変化していきたという生き方について中村に話を聞いた。
中村はもともと、1998年にYURIMARIとして歌手としてデビュー。その後、活動休止期間を経て、2003年に映画「最も危険な刑事まつり『続 名探偵刑事』」で女優デビューした。

(略)

最初から女優志望ではなかったわけだが、女優業を初めてから初めて、仕事が「好き」だという気持ちになったという。

「私は元アイドルで、それが成功という形ではなかった。ちゃんと仕事もさせていただきましたが、自分の中ではダメだったなという気持ちのほうが大きくて、それは本気で頑張れてなかったからで、自分が本当に好きなことでもなかったのだと思います。女優のお仕事をさせていただくようになってから初めて好きだという気持ちが芽生えました」

そして、「好きだという気持ちや、映画の世界に入り込める充実感を感じたときに、これを頑張らないと自分は何もなくなってしまう。これしかない!」と覚悟を決めて向き合うように。「ほかにやりたいことは何も思い浮かばなかったので、本当にムキになったし、必死になりました。そして、自分が揺れ動かされる人たちにたくさん出会えて、周りの方に女優にしていただいたなと。いただいたチャンスに絶対応えたいとムキになってきた20年という感じです」と語った。
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