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兵庫県知事選挙、斎藤元彦前知事が「大まくり」で当選した理由は(大濱崎卓真) - エキスパート - Yahoo!ニュース
斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は、新聞各社の情勢報道を翻して斎藤氏が再選しました。序盤と終盤で大きく展開が異なった今回の兵庫県知事選挙は、まさに競馬でいうところの斎藤氏による「大まくり」の選
例えば放送法では放送事業者の責務として、「政治的に公平であること」と明記されており、テレビ局のつくる選挙報道番組では、候補者を取り上げる時間尺や順番など細かく配慮した内容となります。
オールドメディアが十把一絡げに候補者を扱うことしかできなくなる(告示の)タイミングで「真実はこうだ」「新しい情報が出てきた」などといった情報を出すことで、アテンションエコノミー的に有権者を惹きつけることができます。その情報をフォロー(追い風)するような意見がSNSで出ていれば、有権者は「真実はどうなんだ」「もっと情報を」と情報欲求が高まることになります。同じような意見や支持する内容を出し続ければ、有権者ひとりひとりをフィルターバブルの中に入れ込むことができますから、あとは投票日までフィルターバブルの中に入れておくことで、支持者として結晶化させ、投票行動につなげることができます。
私はこれまでこの二項対立で戦う戦略を「自分の有利な土俵で戦うこと」と今まで説いてきましたが、今回はあくまで「斎藤氏の知事としての資質」が選挙戦全体の焦点となってしまったことから、稲村陣営からすれば、選挙戦をコントロールできなかったということになります。