匿名さん
東京都港区の「ギフトスクール」は、異なる年齢の子供たちが障害の有無などに関係なく共に学ぶ米国の小規模校を参考に、21年に設立された。18人の児童の半数程度が小学校の入学段階から通っている。小学校へ一度も通わずフリースクールへ 「積極的不登校」という選択 | 毎日新聞
学習指導要領に縛られず、独自のカリキュラムで民間が運営するフリースクールは一般に、不登校の子供を支援する場と考えられている。一方、子供の個性を伸ばそうと、正規の小学校に一度も通わせないまま、米国やオーストラリアなどの先進的な教育手法を取り入れたフリースクールを選ぶ保護者たちがいる。「積極的不登校」
代表の富田直樹さん(42)の長女(9)も同様の選択をしたが、当初は公立小に学籍を置くことを拒否されたという。話し合いを重ね、娘と学校へ面談に行くという条件で認められた。自治体や学校によって対応が異なるのが実情という。
富田さんによると、「公立校では適応できないのではないか。不登校になる前に通えそうなスクールに行かせたい」と考える保護者は多いという。「『とりあえず公立校に一回入ってみて、駄目だったら他の場所を考えたら?』というのは乱暴なシステムで、子供が傷ついてからでないと、多様な学びが認められないのはおかしい」と疑問を呈する。